ベルリンでお世話になった方へ駅の公衆電話からお礼の電話をした。
カフェでカプチーノを飲みながら列車を待つ。
次の目的地はプラハ。
そこへ行った人は皆口を揃えてよかったと言う。
そんなところはわたしはきっとあまり好きじゃないだろう。。。
でも、行ってみないことにはわからない。
列車の席を予約しなかったので席が混んでくるにつれて
一等席から二等席へと移動せざるをえなかった。
まるで宴会場のように皆がビールを飲みながら食事していた一等席の喧騒から、
ビシッときめたビジネスマンたちのボックス席へ移動した。
席に入るときと離れるとき会釈するのがこのボックス席のビジネスルールらしい。
ビジネスマンたちはそれぞれ目的の駅に着くと会釈をして退席されていった。
わたしもその度に会釈した。
ふと外に目を移すと景色がとてもうつくしかった。
ボックス席に最後まで残ったわたしと
途中から一緒になったスロバキア出身のおじさん。
片言で話しているうちに列車は夜のプラハ駅に到着した。